コラム #004

イベントレポート企業インタビュー
2021年11月15日

【イベントレポート】7月26日に求人インタビューLiveを開催しました

いつもご覧いただきありがとうございます。
PARASUKU事業部の色摩です。

現在掲載中の求人の担当者さんや、ストーリーズに出ていただいたパラレルワーカーの皆さんをお招きし、PARASUKUコーディネーターが深掘りインタビューをする朝活YouTube Live

7月26日、第一回目の求人インタビューとして、株式会社ヴェルティー※の齋藤繁喜社長をお招きし、コーディネーターの遠山祐基がお話をお聞きしました。
※2021年9月に株式会社ベルティーサイトウから社名変更

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(以下、敬称略)

遠山「まず、主業の方から聞いていきましょうか。主業の方は、現在どんな職種を募集されているんでしたか?」

齋藤「ジュエリーデザインと、それに関わる企画をお手伝いいただける方を募集しています。ジュエリーデザインというと敷居が高い感じがしますが、”お客様の想いを形にすること”を手伝ってほしいということですね。例えば、母の日や父の日に、子どもが描いたハートの絵をペンダントにしたら、それは宝物になりますよね。そんなお手伝いができたら素敵なんじゃないかと。シンプルに、人の想いを叶えるということを一緒にやってみませんか、ということなんです。」

遠山「いわゆるジュエリーデザイナーという職種にあたるわけですね。」

齋藤「そうです。今お話したのは、お客様からこういうふうにして欲しいというものですが、『この世の中にこんなものを届けたい』というように、一から自分でデザインしたい方も大歓迎です。」

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遠山「ジュエリーショップにお越しになる方というのは、婚約指輪、結婚指輪以外にも、母の日、父の日、記念日など、イベントのときにいらっしゃる方も多くなっているんですか?」

齋藤「一番多いのが、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが使っていて、もう使わなくなったものをちょっと形を変えてほしいと。いわゆる”リモデル”っていうんですけど、作り替えですね。それをオリジナルデザインで作りたいという相談が、一番多いです。」

遠山「イメージはどんな感じでしょう?」

齋藤「3、40年前の婚約指輪など、本当にデザインが古いものを普段付けられるようにしたいとか、できるだけ低価格で気軽にやりたいという相談が多いですね。だから、新しいものが欲しいというよりも、家族の想いがいっぱい詰まったものを自分が身に付けたいということなんでしょうね。」

遠山「結構ありますよね。婚約指輪を親から譲ってもらったけど、付けるタイミングがない、場所がないということって。」

齋藤「そうですね。だから、我々の仕事というのは、ただの物売りではないです。その商品をお渡しして、『えー、これ付ける場面わからないよ』と言われたら、プロじゃないんです。どういう場面で使って、人生の中にそれがあることによって、どんな楽しい毎日が待っているのか、ということまでお伝えできて初めて、お品物を販売できるのかなと思いますね。」


遠山「今回募集されている職種の方と同じ立場に立ったとき、こんな記憶が蘇るとか、印象的なエピソードはありますか?」

齋藤「たくさんあるんですけども、修行時代の話かな。20年くらい前になりますが、間もなく亡くなってしまうというおばあちゃんがいらっしゃったんですよ。その方におうちに呼ばれまして、自分が持っている宝石箱から、一個ずつ思い出を語りながら出してくださったんです。それで、これを娘に残したいんだと相談をいただいて、なんかもう想いが詰まり過ぎてて、すぐにこうしましょうという答えが出せなかったんです。いったん持ち帰り、こんなのどうですかとまたご提案に行って、形にさせていただきました。」

齋藤「お亡くなりになられてから、二人の娘さんにそのおばあちゃんの想いとデザインの意味合いをお伝えさせていただきました。お手紙も添えてあったんですが、リアルに私がお話を聞いていた部分をお伝えさせて頂いたら、ボロボロ涙流されて、私も一緒にボロボロ泣いちゃって。この仕事してて良かったなと思った、修行時代のエピソードです。それをもう一度経験したいということの繰り返しで、あっという間に20年経ちました。この地元・山形で、同じような想いを持っているお客様の、少しでも良いから、お金にならなくても良いから、役に立てたりアドバイスだけでもできたら良いなと思って、今日に至っております。」


遠山「ありがとうございます。なかなか仕事でボロボロ泣くシーンって無いじゃないですか。私いろんな職種の方にインタビューしてますけども、人生で1回か2回しかないような買い物、ライフスタイルの中で珍しいシーンの方ほど、ボロボロ泣いている印象がありますね。なので、一生の1回、2回という買い物に携われるという意味では、ただの小売りじゃなくて、いろいろなところをアーティストのように描いている部分もあるんでしょうね。」

齋藤「そうですね。ものを売っているというよりも、想いを形にさせていただく。ただ、いくらでも良いわけじゃなくて、お客様もこれくらいでできたら良いなという希望があります。この間思ったんですよね、お医者さんと一緒だなと。カウンセリング、問診が大事なんですよ。何をしたいか分からないで、一方的に形にしましょうと言うと、それって押し売りっていうんですよね(笑)。紙一重なんですよ。だから、よくお話をお聞きして、その中でご希望に合う形にするんだと、改めてこの間思ったのでした。」

(中略)

遠山「今は、主業のジュエリーデザイナーのお話をさせていただきましたけれども、今回PARASUKUにはもうひとつ載せていただいています。副業という形で、より企業の中核に入っていただいて、会社を変えていただくというお仕事ですが、率直に、現状会社で困っていることとか、課題に感じていることを教えてもらっても良いですか?」

齋藤「やはりクリエイティブな部分もありますし、新しいことにどんどんチャレンジしていく社風なんです。とりあえず新しいものがあったら、失敗するかも分からないけど『まず、やってみよう』という精神でやってきているので、新しい発想や考え方がうちの会社には必要だなと感じています。若い方のお考えを吸収していきたいと思っているので、そういった仲間とチームを作れたら良いなと。」

遠山「なるほど。いわゆる副業というよりは、アイディアとか企画の投げ込みがあると良いよねということですね。」


(中略)

遠山「副業はいろんな形で良いので、まずは手を挙げて来てくれというニュアンスかと思いましたが、合っていますか?」

齋藤「そうです。新しい風を吹き込んでほしいのと、社内で発信したいことをブログやSNSなどのツールを使って、いろんな人に届けるお仕事をしてくれる方も大歓迎です。」

遠山「では、企画屋さんから発信屋さんまで幅広く募集中ということですので、奮ってご応募ください。最後に、齋藤社長からPARASUKUをご覧になっているユーザーさんに向けて、一言いただけますでしょうか。」

齋藤「はい、今日は本当にありがとうございます。人生の中で自分が輝ける場所って必要だと思うんです。それをいろいろと検討するという意味では、やはりこのPARASUKUをフルに活用いただいて、自分が輝ける場所を作っていただくことで、自分というブランドを創造できるのではないかなと思います。会社に入ったとしても、みなさんお一人お一人が『株式会社“自分”』という意味合いで仕事をしていただきたいと思いますし、ひとつひとつの声をぜひそれぞれの会社の中で届けていただきたいなと思います。ぜひ、自分ブランドを創造していただきたいと思います。」