部品から組立まで、全工程を自社で行う「ワンストップ」。

生産力の向上を目指し、日々改善を続ける「ノンストップ」。

ワンストップ＆ノンストップを合言葉に、「モノをつくるためのモノをつくる」事業を展開しているのが、山形県長井市にある株式会社四釜製作所です。全国の機械・装置メーカーに機械部品や装置を納入し、ものづくりのまち長井から日本のものづくりを支えています。

今回は、公的な書類作成や申請手続き、IT関係のサポートをしてくださるスタッフを募集します。

四釜製作所の社員のみなさんにお話を聞くと、共通してみなさんおっしゃるのが「自由な社風」だということ。ルールで縛り付けられていないからこそ、自分たちで考えチャレンジしていく気風があると感じました。

今回募集するサポートスタッフのしごとも、自分から様々なことをリサーチしたり、より効果的な方法やツールを提案したり、自由に可能性を広げていけそうなお仕事です。

「自由な社風」の源は何なのか。専務の四釜英則さんにお話を聞きました。

「うちは多品種少量生産でやってるもんですから、個々人の生産能力がもろに結果として跳ね返ってくるんです。決まって何秒に一個作れるものであれば、ルールや時間で管理できるかもしれません。しかし、うちの場合そういったことでは管理できないので、むしろ社員に任せている部分が大きいんですよ。」

四釜製作所の強みである「ワンストップ」な生産体制では、個々の成長が会社全体への成長へと結びつき、部門内あるいは部門を超えて連携し改善サイクルを回し続ける「ノンストップ」な取り組みが自ずと不可欠になってきます。ワンストップとノンストップは、得てして共鳴し合うキーワードになっているようです。

「結局、自ら考えて動くようなことをしないと、良い仕事はできないと思います。大きなことは言うこともありますが、あとは自由にやってもらっています。やり方を変えた方が良いなら変えていっても良いし、上から一方的に指示をするようなことはあまりありませんね。」

それは、製造の現場だけでなく、今回募集するサポートスタッフの仕事も同じ。特に、IT関係に精通した社員がいない四釜製作所では、ITの活用について積極的に提案してくださる方を求めています。

「業務改善は、製造業ですと常に意識していかなければいけません。そういった課題に対して、既存の社員や我々とは違う視点からご提案いただければ、最高ですね。それも、やっぱりうちの業務を分かっている方でないと難しいでしょうから、外部に任せるのではなく、社内のスタッフとしてお手伝いいただきたいんです。」

効果が期待できそうなITツールをリサーチして比較。実際の導入や運用の際にも舵を取る、ブレーン的な役割となってきそうです。勤務は週に1～2回、半日ほどになると想定されます。IT関係のほか、公的な申請・労務関係・補助金関係の手続きなど、主に事務の方とやり取りをしながら進めていくことになりますので、平日の出社が望ましいとのこと。

社員に自由に任せられている部分が大きい四釜製作所には、ものづくりが大好きな人がたくさん集まっています。小さいころからプラモデルを作るのが好きだった方。学生時代からものづくりの勉強をしてきた方。社員同士が自発的に意見を交わす土壌があるからこそ、未経験で入ってきた方にも熱心に教えて下さる社員が多い会社です。

四釜製作所の業務や空気感を理解しつつ、外から新たな風を入れてくださる方のご応募をお待ちしています。

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（文:色摩ゆかり）
※写真撮影は2019年に行いました。