副業 【募集終了】製品開発・プロモーションのしごと
製造業
募集停止中
仕事の紹介
農業や水産業などの1次産業が、2次産業である製造、3次産業である小売等にも業務を展開し、その相乗効果で生産物の価値を高めていくことを6次産業化といいます。
そのような展開を工業分野でも起こそうとしているのが、2020年に設立70周年を迎えたジャスト株式会社です。
ジャストはこれまで、機械部品等へのめっき処理、つまりはB to Bのしごとを通して確かな実績を築いてきました。けれども、事業転換をしないと設立100年までは生きていけない。岡崎社長はそうおっしゃいます。
「めっきはどこまで変われるのか」
ジャストは今、めっきの技術を使ったB to C商品の開発に乗り出そうとしています。
今回は、マーケティング、ブランディング、プロモーションの面でこの挑戦をサポートしてくれる方を募集します。
「今、そういう悩みを抱えている事業者さんって多いんですよ。自社商品つくりたいんです、意外と。」
岡崎社長が教えてくださったのが、車関係の仕事を請け負っていた鋳物屋さんが、一般消費者向けにホーローをつくって売り出した例。もともと製造のプロフェッショナル。確かな技術で作り出されるB to C製品は注目を集めました。
「我々もめっきで70年間やってきましたから、この技術を使って自社商品できるんじゃないか、というのがポイントですね。」
商品開発にあたり、自社で加工を担っていく準備も進めているといいます。「加工+めっき」というコンセプトは、ジャストの新たな強みになっていきそうです。
「もともと加工をやっていたところがめっきをしようというのは、なかなか無いと思います。配線の問題などがありますので。だからこそ、めっきをやってきた我々が加工もできるようになれば、非常にチャンスではないかと思うんです。」
「もちろん、これまで加工会社さんに仕事をいただいてきたわけなので、お客さんから仕事をとるわけではなく、あくまで自社商品ですけどね。」
種類によって、防錆、見た目の美しさ、硬化などの特性を発揮するめっき処理。それをB to C製品に活用したら、どんなものが生まれるのか。ジャストさんだからこそできることが、たくさんありそうです。
「うちは、ダイヤモンドをめっきで固着させる特殊技術をもっていて、それをB to C商品にも活用したいと思っています。B to Cは無限の可能性があって、今までにないものも作れるし、地域に根差したものも作れます。上山だからお土産品とかね。」
<ダイヤモンドを埋め込んだ爪磨きの写真>
通常、プロモーション会社で仕事をしていると、お客様の商品開発自体にはタッチできません。今回、開発過程からプロモーション担当者に携わってもらうことができれば、売り方はまったく変わってくるのではないかと思います。
山形にはこんな企業があって、こんなトップクラスの技術をもっている。
こういう思いでものづくりをしていて、だからこの製品が生まれた。
開発過程そのものをプロモーションの材料としていくこともできそうです。
「山形には製造業の会社がたくさんあって、大手はいなくてもみんな頑張ってやっています。大手に頼らずに生きていける体制をつくらないといけないはずなんです。だから、自分たちだけ美味しい思いをするのではなく、『こういうやり方でやっています』というところまで情報公開していければと思います。」
「みんな技術は持っていて、商品開発してみたいという思いはあっても、県内には相談できるところがあまりありませんでした。県外の知り合いに聞くことはできますが、山形がそういうリソースを持たないかぎり変わらないだろうと。生意気だと思われるかもしれませんが、我々が布石になっていけないだろうかと思います。」
めっきはどこまで変われるのか。
それは、山形のものづくりはどこまで変われるのか、ということに繋がっていくはずです。
共に皮切り役となってくれる方のご応募をお待ちしています。
(文:色摩ゆかり)
しごとコンパス
しごとパラメーター
雇用形態 | 業務委託 |
---|---|
勤務時間 | 希望に応じて |
勤務地住所 | 山形県上山市金谷字下河原1360 |
希望スキル | 特にありませんが、ブランディング・マーケティング・デザイン等経験者歓迎 |
報酬 | 希望に応じて |
社会保険 | - |
手当 | - |
応募条件 | ベンチャーマインドの強い方 |
その他 |