副業
【募集終了】植物工場産野菜の企画PRのしごと

農業製造業
募集停止中

仕事の紹介

天井近くまで積み上げられた苗床。人口光を浴びてすくすくと育った葉物野菜。種まきや移植ロボットが一気に5~7人分の仕事をこなすそばで、スタッフの方々はより多彩で美味しい野菜を目指して、日々の生産・研究に勤しんでいます。

まるで未来にきたかのようなこの場所は、有限会社安全野菜工場。社名のとおり、植物工場産の野菜を20年以上にわたり生産してきました。

背景には、安心と美味しさの追求、山形の農業と食卓への思い…、伝えたくなる物語がたくさん詰まっています。今回は、そのストーリーテラーとでもいいましょうか、ここから生まれる製品のプロモーションを担ってくれる方を募集します。

屋外でなく工場で育てられる野菜の付加価値として大きいのは、天候に左右されないこと、そして農薬を一切使用しないことだと、佐藤社長はおっしゃいます。栽培の過程はもちろん、種子も農薬が使われていないものを購入し、出荷前の除菌作業も薬剤によらない方法で行うそうです。

「たとえば、農薬が使われている露地物のカット野菜ですと、量販店で取り扱ってもらえる基準を満たすため、一般的に次亜塩素酸などで消毒されています。その後きれいに水洗いはするんですが、どうしても匂いなど薬剤も残留してしまうんです。」

「我々の場合、そもそも農薬は使っていませんが、とはいえ空間には色々な菌がいますよね。それを除菌するために活用しているのが、低オゾンの気体です。気体ですから、残留することはまったくありません。(低オゾンは数分で酸素に変化してしまいます。)お客さんの手元に届く時には、洗った野菜よりもきれいな状態なんですよ。」

100%安心・安全を担保した工場産野菜。焼肉店へのサンチュの販売を皮切りに、事業を発展させてきました。はじめは、種まきから収穫まで45日かかっていたサンチュですが、試行錯誤により35日に短縮。コストが下がった分、レタスやハーブ系の栽培にも着手し、販路を広げています。

11種類もの野菜をミックスしたカット野菜は、「安全」と「美味しさ」に加え、「栄養」と「時短」にも秀でた期待の新商品です。

「共稼ぎの世帯も多いですから、仕事をして家に帰ったあと夕飯の準備をするとなると、どうしても大変ですよね。うちのカット野菜は、もちろん洗う必要なく、たくさんの種類の野菜を手軽に召し上がっていただけます。

「さらに今、お湯にくぐらせるだけで完成する豚の角煮やエビチリなどのインスタント食品の生産準備も始めていまして。目指しているのは、『インスタントらしくないインスタント』です。」

なんとも魅力的な響き。お湯で温めてお皿に盛り、野菜をサッと添えれば、一気にランクアップした食卓になりそう。
いろいろ事業は広がってきているのですね。

「栄養大学の先生方と話をしている中で知ったのですが、山形県の平均の野菜摂取量は全国でも多くないんだそうです。ですから、みなさんに野菜を摂っていただきたいということと、あとは減塩。この2つの柱を推進していくために様々取り組んでいます。」

「量販店さんや飲食店さんに植物工場産の野菜を販売することがメインですけども、その販売先をもとに、県産の露地物野菜も販売しているんです。加工食品の方も、県産品を外に出していきたいということで展開していますので、消費を上げて県内の農産業も活性化させていきたいですね。」

今回、プロモーション担当者を募集するのは、どういう思いがあってのことでしょうか。

自分たちは自信をもって製品を作っています。ですが、こういう施設で、こういう設備を入れて、こんなことをやっていますという情報は、消費者の方に届くときは伝わっていなかったわけです。我々も生産者ですから、発信についてはなかなか分からずにいました。そのあたりを支援していただき、差別化に繋げていきたいというのが、かねがねの思いです。」

「お客様に喜んでいただき、満足していただける商品の提供を常に考え研究しております。これを多くの皆さまにお伝えしていきたいんです。」

今あるオフィシャルサイトやオンラインショップのさらなる充実、SNSや動画配信サービスの活用など、考えられるツールや方法は様々。どのツールが良いのか、どのように使えば効果的か。そこから一緒に考えてくださる方、提案してくださる方をお待ちしています。

「ホームページなどの情報を充実させておくことは、営業に行くにあたっても効果的だと思うんです。事前の知識として見ておいていただけますから。逆に、我々がお客様とお会いしてお聞きした要望を、コンテンツとして発信していくことができれば、うちの全容を分かっていただけるものを作れるのではないかと思っています。」

「今、栄養大学の先生方にうちのサラダの栄養素を分析していただいているので、商品と合わせて栄養素とレシピなんかも一緒にホームページに掲載できれば、面白いんじゃないかな。」

そんなアイディアを話してくださった佐藤社長のおすすめ「レタスのしゃぶしゃぶ」。早速、夕飯にいただいてみました。美味しさはもちろん、生産のストーリーまで誰かに伝えたくなる野菜ってあまり無いのではないかなと思いながら、その日の食卓は野菜の話に花が咲きました。

自分が良いと思ったものを素直に伝えていくことで、「美味しい笑顔」をもっと増やしていけるお仕事だと思います。ご応募をお待ちしています。
有限会社安全野菜工場コーポレートサイトはこちら

(文:色摩ゆかり)

公開日:2021-02-04

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社会保険-
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