副業 常設・単発のショップ等出店のしごと
不動産業生活関連サービス業・娯楽業複合サービス事業サービス業
仕事の紹介
まちづくりを社会実験と位置づけ、スピード感ある取り組みを実施している「NPO法人 かみのやまランドバンク」では、チャレンジショップやイベントなどで出店を希望する方を募集しています。
かみのやまランドバンクは、空き家対策の一環として、空き家、空き店舗を改修したフリースペースを管理しています。物販や飲食店、その他など試験的にお店を開いてみたい方に開放しています。また、市やマルシェといった地域の人たちが集まるイベントも企画しており、そういったイベントに出店してくれる人も広く募集しています。また、企画してくれる方も募集しています。
「例えば、コーヒーショップをやりたい場合、物件を見つけても初期投資の負担は大きいものです。先の見通しが難しい世の中ですから、失敗するのは怖いと余計に気にするところだと思います。やってみたいけど……と、二の足を踏んでしまう方などは、まずは期間限定でコーヒーショップをやってみることで、お客様の反応を踏まえて具体的な収支計算や事業計画を立てることができ、開業に向けて前進できると思います。」
「加えて、上山で出店してみたいという方には、私達が管理している空き家のデータを基に物件を紹介することができます。また、ただ物件のデータがあるだけでなく、地域の方々との交流もありますので、借りる方と貸す方が、Win-Winな関係になるような引き合わせも可能かと思っています。」
こういったマッチングができるのは、「まちづくりのプラットホーム」を目指して、地域で活動する団体だからこその強みだと思います。加えて、官民だけでなく、不動産学部がある千葉の明海大学や、地元の山形大学の建築学科、東北芸術工科大学と連携を育んでいることも強みであると思います。
「大学生たちが、フィールドワークをしたり、イベントを手伝ってくれることがあります。学生たちの発想の面白さ、柔軟性は、私達に多くの気づきを与えてくれます。それに呼応するように、興味を持った若者も自然と集まってきて、イベントを盛り上げてくれるだけでなく、アイデアをくれたり、若者が求めるリアルな声を教えてくれます。」
かみのやまランドバンクの渡辺さんも、この取り組みの影響で自転車に乗り始めたそうです。車では素通りしてしまう街の景色をゆっくりと見る機会を与えてくれたり、地域との繋がりを深めてくれたり…。健康にも良いといわれるサイクリングでカフェ巡りをしたりと、地元を楽しむイベントを行うきっかけになったとのことでした。
「便利なデジタル化が進んでいる昨今ですが、ローカルという場所では、まだまだ不便もありアナログの繋がりが強いです。ゆえに、地域の輪に溶け込むのが、とても大変だとも言えます。様々なイベントへの参加を、地域に馴染むための『お試し』にして欲しいなと思っています。移住や出店してから『合わなかったなぁ~』となるよりも、先に地域性や顔なじみを作っておいた方が、気持ちも楽になるかと思います。」
「もちろん、移住や開業の希望者だけでなく、単純に面白そうと思った方の参加もお待ちしています。チャレンジショップやイベントを、交流のきっかけにして下さい。同じ県内ならば、車を使えば数時間で行き来できる距離です。新しい出会いが、新しい動きを作ると思います。言葉は悪いかも知れませんが、私達を上手く利用してくれたらいいと思いますね。」
まちづくりは、空き家を改修するだけでは解決しません。そこには、必ず「人づくり」が必要になってきます。かみのやまランドバンクは、ただ建物を直し、町並みを綺麗にするだけでなく、そこに関わる人達のことも考えて行動を起こしています。ぜひ、興味を持たれた方は、「お試し」という気持ちで、イベントなどに出店してみて下さい。
※尚、チャレンジショップの募集やイベントの出展者募集に関しては、公式ホームページ(https://kaminoyama-landbank.com/)や公式インスタグラムにて、随時、情報を発信しています。
(文:池田将友)
しごとコンパス
しごとパラメーター
雇用形態 | ショップ等出店 |
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勤務時間 | 希望に応じて |
勤務地住所 | 上山市内 |
希望スキル | なし |
報酬 | ショップ出店の売上 |
社会保険 | - |
手当 | - |
応募条件 | 特になし |
その他 |