副業 【募集終了】広報活動または着物のお直しのしごと
サービス業
募集停止中
仕事の紹介
“日本のクリーニングを世界に”と、大きなビジョンを持ち、山形県長井市に本店を構えている「マルセンクリーニング」では、広報活動のお手伝いや着物などのお直し(裁縫)をしてくれる方を募集しています。
「この仕事を引き継ぐ時、クリーニングのルーツが、ふと気になったんですよね。
調べてみて、クリーニングは西洋から始まったものではあるんですが、日本は独自の進化をしていたことに気づいたんです。」
「大雑把に言うと、西洋はテーラーメイドを、日本は洗濯を根本としているという違いがあります。西洋は、服を洗うと言うよりも、新しいものを作る事に重きを置いていたんです。逆に日本は、戦後、GHQの衛生管理の指導の影響が強く、洗濯に重きが置かれたんです。加えて、着物の染み抜きを発端とする独特の文化が、日本独自のクリーニングを作っていったんです。」
社長の後藤賢一さんは、歴史を辿る中で、日本のクリーニングは世界に誇れるものなったことに気づきました。こういった考え方は、修行時代に、一度、長井を離れて外の世界を見た経験が大きかったと言います。また、20代で役職を持たせてもらい、責任ある行動を求められたことが、自身のチャンネルを切り替えることになり、視野を広げてくれたと言います。
「長井に戻ってきた時、しみじみと水の綺麗さに驚いたんですよね。だからこそ、そこに、化学物質が含まれた洗剤を垂れ流していいものか……と疑問に思ったんですよ。
家は、ありがたいことに、創業当時(昭和5年)からの方法で、化学物質に頼りすぎない洗濯ができています。同業者さんからは、手間もコストもかかることをしているなぁと言われますけど、結果、自然を汚さないことにつながっています。」
「それに、自然に負担を掛けない洗濯をすることは、環境に良いだけでなく、人にも良い影響があってですね。例えば、他店で糊づけした襟だと、首がチクチクするといった悩みを持った方が、当店で仕上げたら、全然そんなことなかった、といった嬉しい言葉を頂いています。」
マルセンクリーニングでは、そのノウハウを活かし、肌に優しい家庭用洗剤の開発を始めています。クリーニング店が洗剤を開発・販売するという発想に至ったことに、「色々やってきたから見聞が広がって、可能性が見えてきた。」と、後藤さんは語ります。
その思いはお店にも表れており、あら町本店は、清涼感ある洒脱な雰囲気に改装され、クリーニングの受付や、洗濯用品・洗剤の販売だけでなく、革製品などの雑貨を置いたりと、普段から立ち寄りやすい店舗へと進化しています。
「新しい取り組みを始めるとぶつかるのが情報発信です。特に、デジタルの進化は目まぐるしく、追いつこうと思っても、中々、追いつけないんですよね。そういった点をサポートをしてくれる人を募集しています。
今の時代なら、インターネットを使って打ち合わせなどもできるので、遠方の方でも大丈夫です。それに、仕事の量も、週1日とか、複業で関われる程度でやっていただければと思っています。前向きな面白いアイデアを持っている方は、大歓迎です。」
「合わせて、着物のお直しができる方も募集しています。ちょっとしたほつれなど、空いている時間に針仕事をしてくれる方がいてくれると助かります。
決まった勤務時間もノルマもないので、手が空いている時に引き受けてもらうライトな仕事になります。本職を持っている方でも、主婦の方でも、お年寄りの方でも、男性の方でも、興味があれば力を貸してほしいです。」
既成の考えにとらわれない、新しい試みを始めているマルセンクリーニング。複業として関わりを持って、自分の視野を広げてみたいと思う方は、ぜひ応募してみて下さい。
(文:池田将友)
しごとコンパス
しごとパラメーター
雇用形態 | 希望に応じて |
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勤務時間 | 週2日~時間は希望に応じて |
勤務地住所 | 山形県長井市あら町1-26(業務によりリモートワークも可) |
希望スキル | インターネット・Webの知識、裁縫 |
報酬 | 希望に応じて |
社会保険 | あり |
手当 | 通勤手当など(事業部ごとに異なる) |
応募条件 | 特にありません。お気軽にお問い合わせください! |
その他 |