副業 ぶどう果樹園&カフェのしごと
農業小売業飲食サービス業
仕事の紹介
ぶどう果樹園の運営を軸に、加工品の製造も手がけている南陽市の漆山果樹園。果樹園だからこそできる無添加のおいしさにこだわり挑戦を続ける当園で、共にスタッフとして仕事をしてくれる方を募集しています。オーナーの漆山陽子さんにお話を伺いました。
「漆山果樹園は、80年以上続くぶどう農家で、現在30種以上の品種を栽培しています。直売やぶどう狩りのほか、ドライフルーツやジェラートなどは自社製造にこだわり、オリジナルスイーツを提供するカフェも運営しています。」
「果樹園として大事にしていることは、素材のおいしさです。ぶどうは朝から晩までとにかく手をかけ、納得のいくものを作っています。また、ドライフルーツやジェラートなどの加工品も、自社で製造しているからこそ、一番おいしいときに収穫した果実を使い、無添加で素材のおいしさが伝わるものを目指しています。」
以前は果物の加工を委託していたそうですが、思うようなものにならず添加物が入ってしまうこともあったため、自社製造を始めたと言います。自分たちが育てた果物に自信があるからこそ、素材を生かした商品開発につながっています。
おいしさを生み出す日々の仕事についてお聞きしました。
「やっぱり農作業を丸一日やるというのは大変です。周りの農家さんは、お昼に長い休憩をとっている人も多いですが、スタッフの雇用という面を考えるとそうはいきません。だから例えば、涼しいうちに農作業を行ない、暑くなってきたお昼の時間には加工作業をするといった具合に、農作業ではない仕事が必然的に出てきます。また、冬季は仕事が少なくなってしまいがちです。そこで、ドライフルーツやジェラートを販売したりと、6次産業化を進めてきたのは必然だったと思います。」
「6次産業化を進めることのメリットは、スタッフの経験や技術の向上にも現れました。これまでですと、冬場は仕事がなくなるので通年で働いてもらうことが難しく、毎年社員教育をしていました。ですが、冬季にドライフルーツやジェラートを販売したりすることで、雇用を継続させることができ、スタッフのレベルアップに繋がっていったんです。」
自社の直面している課題に対して、6次産業化は自然な流れだったと言います。
一方で、6次産業化を進めていくにあたって、不安はなかったのでしょうか。
「いろいろと挑戦することで、何かが失敗しても別のところでうまくいけば、それがリスク回避にもなります。今年は加工場を広くして、ピクルスなどの漬物にもチャレンジしようと考えています。
また、設備投資について言えば、その相乗効果という面が大きいと言えます。今年、漬物の製造に向けてスチームコンベクションオーブンを導入しましたが、ドライフルーツやジェラートの加工前の殺菌に使うことができます。これまで作ってきた加工品の品質向上が可能です。」
常に新たな挑戦を続けている漆山果樹園では、スタッフとしてその挑戦に加わっていただける方を募集しています。
「果樹園の仕事としては、ぶどうの手入れ、加工品の製造、販売(お店・通販)、カフェと多岐に渡ります。基本的には、ぶどうの生育や天候などの状況次第で、その日の仕事内容を決めています。また現在、正社員は20代の男女2名で、他に6〜7名がパートとして働いてもらっています。当日のスタッフ数も日によって違ってくるので、人数次第で仕事の調整もしていきます。」
「そして、仕事で一番大事にしていることは楽しむということなんです。来てもらったお客様に楽しんで帰ってもらうというためにも、まずは自分たちが楽しんで仕事をするということを目指しています。
また、スタッフには自分が働きやすいように働いて欲しいという思いもあります。だから、こちらでシフトを組むのではなく、自分が働きたいと思う日・時間に来ていただければと思います。」
以前、東京の百貨店にも出店し、ぶどうをはじめ、その加工品のおいしさや無添加に対するこだわりは高い評価を受けたそうです。
楽しく働くことを大事に、柔軟にチャレンジし続ける漆山果樹園の仕事に興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
(文:佐藤辰徳)
しごとコンパス
しごとパラメーター
雇用形態 | パート |
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勤務時間 | ご希望の日時で |
勤務地住所 | 南陽市松沢202-1 |
希望スキル | 楽しく働けること。農・食品・カフェ経験などあれば尚可。 |
報酬 | 時給850円〜 |
社会保険 | - |
手当 | 通勤手当などご希望に応じて |
応募条件 | 特になし |
その他 |