主業 離島旅館での接客・運営のしごと
宿泊業飲食サービス業生活関連サービス業・娯楽業
仕事の紹介
⼭形県唯⼀の離島「⾶島」にある「沢⼝旅館」。バードウォッチングや海⽔浴、植物観察やトレッキングなど、“⾮⽇常”を味わうべく訪島した⽅を、まずは定期船乗り場でお出迎え。⾶島のゲートウェイとして接客・旅館運営をともに担ってくれる方を募集します。
「接客」と⾔っても、そもそも島にはどんな方がいらっしゃるのでしょうか。
沢口旅館を運営する合同会社とびしまの松本さんに「とびしまワーク」のコツをお伺いしました。
「夏は海⽔浴、トビウオ漁なんかも盛んですし、ブラタモリで紹介された珍しい地形や動植物なども多く、県内外からたくさんの⽅が訪れています。また、5月と10月にはバードウォッチングを行っています。飛島には珍しい⿃も多くて、ウチの旅館では『このスポットに⾏けばこんな⿃が⾒られた』という、観光客参加型の図鑑も作り始めています。書いてくれたら500円宿泊料が割引になります。⿃に詳しい方はよく泊まりに来ていますね。」
珍しくて面白い資源がたくさんありますね。ほかに、観光客の方は飛島のどんなところに魅⼒を感じているのでしょう。
「釣りをしに来られる⽅も多いですよ。飛島は昔からイカ漁をはじめとして漁業が盛んで、島⺠の多くは漁師なんです。⽇本海で漁業に従事している⽅から、『⾶島の○○さんね』とレジェンド扱いされている漁師さんもいます。釣りを⽬的に来島された⽅からは、『どこで何が釣れるか』『今⽇はこんな⼤きいサカナが釣れた』なんて会話もよく聞きますね。」
アウトドア好きな方がここで働いたら、お客さんと話が盛り上がりそうですね。今回募集する接客・旅館運営には、どんな方が向いているでしょうか。
「⼤前提は、宿泊客・島⺠のいずれとも楽しく話すこと、仲良くなることができる方です。良い意味で⼩さい島なので、関係性をつくる、ということがとても重要です。極端に⾔ってしまうと、関係性ができてしまえば、旅館でつかうモノの仕⼊れにお⾦(紙幣)が要らない(笑)。労働の対価に⾷べものを貰ったりとかですね。海の幸⼭の幸は島で⾃給できる部分も多くあるので、宿泊客に出す⾷材を島⺠の⽅から頂くなんてこともありますね。」
「⾶島は、漁師町で個⼈事業主の集まりです。島の⾃治にあたって、上⽔道の整備や草刈り、介護など、本⼟だと当たり前にあるインフラを島⺠内で作業分担して維持していかなければいけないんです。そのため、接客・運営とは⾔っても、仕事の幅がとても広いです。⼩さい仕事をたくさん掛け持つことが必要で、かつ1つずつの仕事が⼩さい。そのため、カチっとしたルールに沿うのでなく、その場の感覚で接客・運営したほうがいいですね。アート系のような、感覚で⽣きている⽅が向いていると思います。」
感覚で⽣きる…。「島ぐらし」ど真ん中なワードですね。
それでは最後に、このしごとを検討している⽅に⼀⾔お願いします。
「島の⼈と会話したり、簡単な作業のお⼿伝いなんかをしてみると、島⺠の雰囲気がある程度分かります。そして、そんな島⺠がつくる『⾶島らしさ』に惹かれたリピーターが多く訪れます。まずは⼀度、島でのコミュニケーションを味わいに来てみてください!」
(取材:遠山祐基)
しごとコンパス
しごとパラメーター
雇用形態 | 正社員 |
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勤務時間 | 6:00~22:00の間で8時間、週休2日制 |
勤務地住所 | 山形県酒田市飛島字勝浦乙132−19(飛島島内) |
希望スキル | 調理スキル、ホスピタリティ、コミュニケーション能力 |
報酬 | 能力により希望に応じて(賞与年2回) |
社会保険 | あり |
手当 | - |
応募条件 | 趣旨に賛同いただける方・熱意のある方 |
その他 |