ストーリーズ #001

ラジオパーソナリティ×事務×MC

井上瑞穂さん

地域:山形県長井市他タイプ:土日メインの副業

「仕事が本当に好きなので、やってるときは幸せというか。」

清々しくそう言い切るのは、今回お話をお聞きした井上瑞穂さん。山形県長井市にある日本・アルカディア・ネットワーク株式会社でフルタイマーとして働きながら、結婚式をメインにMCの仕事もしています。

とある結婚式会場。そこに、司会を務める井上さんの姿がありました。


式も終盤、花嫁からの手紙。会場が涙に包まれるのと一緒に、井上さんもしばしば泣いてしまうそう。しかし、そこはプロ。

「以前は手紙の内容を聞かないようにしていたんです。泣いて喋れなくなってしまうので。でも最近は、泣いてもそのあと普通に話せるということに気づいたので、会場のお客様と一緒に聞き入っています。なるべくみなさんと一体になれるように。」

「しゃべるのが好き」で15年ほど前に始めたというMCの仕事。その後、結婚・出産を機に、2、3年して一度は辞めてしまったといいます。

「辞めてる間は、もうやらないつもりというか、できないと思っていたんです。だいぶブランクもあるし、『これから!』というところで辞めてしまったので。でも、やっぱりずっと引っかかっていました。夢を叶えられなかったことを後悔していました。」

そんな井上さんに再びチャンスが巡ってきたのが約6年前。MCの仕事を再開したそうです。

「再開してからは、自分の世界がキラキラと輝きだしました。何も迷いがなくなって、とにかく少しでも早く一人前になれるように全力を注いでいましたね。私、MCの仕事がストレス解消なんです。レクチャー台に立っているだけで幸せなので。嫌なこともありますけどね、もちろん。ストレスがたまることもあるんですけど、本当に好きなので。」

気持ち良いくらい「好き」にまっすぐです。

平均して月に3、4件ほどMCの仕事をしているという井上さんですが、月曜日から金曜日までは日本・アルカディア・ネットワーク株式会社でラジオパーソナリティ、ラジオ番組の編集、さらにはインターネットプロバイダー事業の事務までこなしています。きっかけは何だったのでしょう。

「もともとはパーソナリティとして入ったのがきっかけなんです。開局のときに『パーソナリティやってみないか』と声をかけていただいて。」


その後人手不足を補うため、ラジオ番組の編集やプロバイダー事業の事務の方も手伝うことになったそう。MCをしていなかった間、10年以上事務の仕事を経験してきたため、その能力を買ってもらった

司会の仕事だけをしていた時期もあったといいますが、結婚式本番や新郎新婦との打ち合わせは土日がほとんど。お子さんのいる井上さんにとって、土日をすべて仕事に充てるのは厳しかったといいます。

「休めるときは休む、子ども優先に。それで司会の仕事もできたらなと思って、少し件数を減らしたんですね。そうすると、それだけの収入では少ないので、子供たちが学校に行っている月~金はしっかり働きたいなと思っていたんです。だから、フルタイマーとして働けるのはありがたくて。最初は1日5時間のパートタイムだったんですが、『仕事どう?』って聞かれて、『もっとできます』と言ってたくらい。」

社内で電話を受ける声音は、さすがMC。「電話でお客さんとしゃべるのは好き」という井上さん。ほかにも、主業と副業のお互いへの影響はあるのでしょうか。

「もともと司会をやっていて、そのあとラジオをやるようになったんですが、同じしゃべる仕事でも全然違うんですよ。何が違うんだろうって、ずっと悩んでて。ラジオはちょっと苦手なんです。でも、MCの仕事って時々なので、定期的にマイクに向かうことができるラジオの仕事というのは、すごくありがたいですね。マイクに乗せて話すのは、普通にしゃべるときと発声も内容も言葉も違うじゃないですか。ラジオのおかげで、アナウンス力も表現力も上がったのではないかと思います。」


複数の仕事をしているからどっちつかずになるのではなく相乗効果が生まれる。そんな可能性を感じます。

一方で、複数の仕事をしているから大変なこともあります。

やっぱり時間ですね。時間の使い方。この職場(日本・アルカディア・ネットワーク株式会社)はすごく融通が利くので、ありがたいです。MC自体は土日がほとんどだけど、打ち合わせを平日の日中にやりたいと言われることもあるんです。ここは規定の時間勤務すれば、時間帯をずらしてもいいので助かります。」

司会の仕事は、お客様の予定に合わせなければなりません。主業の時間を守りつつ、柔軟に調整もできる。そういう意味でも、今の主業は井上さんにぴったりだったのでしょう。

これからは、イベントの司会等にも積極的に挑戦し、幅を広げたいという井上さん。ちなみに趣味はテニスとスノーボード。なんともエネルギーに満ち溢れています。

好きな仕事も安定の仕事も子どもとの時間も趣味も、みんな楽しむ。
そんな働き方が、ここにありました。

しごとパラメーター

  • パーソナリティ・事務
  • MC

主業

副業

コンパス

コンパスとは?
  • コンパスとは 1/3

    PARASUKUでは、コーディネーターとしごとのより良いマッチングを図るため、
    マッチングの指針となる9つの要素を「コンパス」として定義。
    コーディネーターは自身のコンパス、企業はしごとのコンパスをそれぞれ作成します。

  • コンパスとは 2/3

    コンパスは3×3のマス目で表しています。
    「理由」と「理想」から成る横軸は時間軸(意味軸)、「仕事」と「相手」から成る縦軸は空間軸(関係軸)、
    四方の角はそれを補完する要素になっています。

  • コンパスとは 3/3

    しごとコンパスはしごと詳細ページで、
    コーディネーターのコンパスは相談された企業だけが見ることができます。
    個人のコンパスとしごとのコンパスを重ねて、ぜひ相性の良さそうな仕事や人材を見つけてみてください。